旬刊商事法務の2015年12月15日号に、我々が執筆した論稿が掲載されました。
http://www.shojihomu.or.jp/shojihomu/shojihomu151215.html
その名も、
「~ベンチャー・ファイナンスの新潮流~ 初期ラウンドにおける資金調達の実務と課題」
です(写真は最初のページだけ)。
このブログでも連載しましたが、シリコンバレーでは、シードファイナンスの手法として「Convertible Note」や「Convertible Equity」という、はやい・やすい・うまいの三拍子がそろった資金調達が隆盛しています。
今回の論稿では、そんなConvertible NoteやCnvertible Equityのキホンを解説しつつ、日本においてもConvertible Equityのような手法が実現できるのかを検討しています。
これまでになされてきた先達の方々の議論を踏まえていることはもちろんですが、起業家、投資家双方から、初期ラウンドにおける資金調達手法として望ましいと考えられる手法等について簡易なアンケートをとり、実際にどのような資金調達手法が日本では現実的で合理的と考えられるのかを論じています。
アンケートをとりつつ論稿を進めるという形は、特に商事法務という権威のある法律雑誌の記事としてはかなり珍しい気がしますが、そこはまあ、TMIの、しかもアソシエイトが2人で執筆した記事ということで、ご愛嬌ですかね笑。
実は、今年7月にも別の記事を商事法務に載せていただいておりまして、今回は2本目の記事になります。
(1本目の記事)
「ベンチャー・ファイナンスの新手法-日米における投資型クラウドファンディングの現在とその展望-」
もしご興味をひいていただけるようであれば、ご一読いただけると嬉しいです。
それにしても、我々のような小者が、まさか商事法務に2本も記事を載せていただけるとは、正直夢にも思っていませんでした。いろいろとご尽力いただきました商事法務のご担当者の方には、本当に感謝です。
まだまだ面白いネタがありますので、また機会をいただければ、さらなる執筆にチャレンジしてみようと思っています。
もし、「記事に興味がある、だけど記事が簡単に手に入らない!」という方がいらっしゃいましたら、ご連絡ください!
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